映画『かもめ食堂』のシナモンロール
シナモンロールというとわたしはニ種類の形が思い浮かぶ。
わたしがイメージするのはフィンランドの形と、
アイシングのたっぷりとかかった甘いアメリカンな渦巻き型のもの。
『かもめ食堂』で主人公のサチエがお店で焼くシナモンロールはフィンランドのもので、渦が2つくっついた独特な形で、
“平手打ちされた耳”という意味のフィンランド語「コルバプース」と呼ばれるそう。
カルダモンとシナモンが効いていて甘すぎずスパイシーでしっかりと食べ応えのある生地が特徴。
調べてみると北欧の中でもスウェーデン・デンマークでも形と特徴は異なるようで
スウェーデンは発祥の地と言われていて、ねじねじとひねって編み込んだ形。
デンマークはバターの香るサクッとしたデニッシュ生地で渦巻き型という違いがある。
映画の中では、いい香りに誘われてそれまで店を遠巻きに見ていた地元のマダム達も中に入ってくる。
そしてコーヒーとシナモンロールを注文して楽しそうに談話をする。
作中のご飯はどれも美味しそうだけど、
特にこのシーンの焼きたてのシナモンロールが本当に美味しそうでたまらない。
北欧にはFikaの文化があって、仕事場でも1日に15分程度のコーヒー休憩を2回とるそう。
なんとも羨ましい文化。
スパイスにハマる
ここ数年、スパイスの入ったお菓子が自分の中で流行中である。
キャロットケーキにハマってそれからシナモンロールも好きになった。
子供の頃は、おばあちゃんがくれるニッキの飴とか嫌いだったのに
今は生八橋とか、生姜の入ったお菓子とかも大好きに。
食の好みは年齢とともに大きく変わってゆくみたい。
お気に入りのパン屋さん・中華街 のり蔵
ときどき母と中華街に出掛けることがある。
いつものお気に入りのお店を見回って、
華正樓の月餅をお土産にいくつか買って帰るのが定番だったけど
最近は裏路地に隠れているパン屋さんでお土産を買うことが多い。
1年程前にインスタで知って、週の中でもお休みが多いので予定を合わせて行かないといけない場所。
内装が和×中でモダンな雰囲気で一見すると雑貨屋さんみたい。
北海道小麦を使ったパンは種類が豊富で、何にしようか毎回迷ってぐるぐるしてしまう。
デニッシュ生地の甘いものが人気だけど、海苔や山椒など和の食材を使ったものも面白い。
わたしは定番惣菜パンのコロッケパンが安心する味で好き。
ここのシナモンロールが一番お気に入りで、リピート買いしている。
わたしの好みどストライクのシナモンロール。
ぐるぐる巻いたデニッシュ生地にアイシングがかかっていて大きい。
デニッシュ生地だけど、全然重たくなく1人でパクパク食べ進めてしまう。
コーヒーや抹茶バージョンもあって、とても気になるけれど結局定番に。
まだまだ、私のシナモンブームは続きそう。
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